『スタンフォード大学マインドフルネス教室』が4刷の重版になった。妻のチナが僕より喜んでいる。多分、僕にとって本を出すことは出産のようなもので、赤ん坊を産んだばかりの母親の気持ちに似ているかもしれない。やっと出て本人は疲れ果てるが、父親は嬉しくて喜んでいる。本に関しては、僕が母親で、チナが父親。3年前、2016年に出版されたとき、マインドフルネスは日本であまり知られていなかったが、それからブームになってしまって、現代はメインストリームなものだそうだ。「意識を変えるだけで、あなたの才能、能力はまだまだ伸びる!集中力・共感を高め、複数な社会を生き抜く力を身につける。」帯に書かれているように、流行ってきている。僕の授業について、「エリートの卵たちの意識を変え、生きる力を与える。」というメッセイジも現在でも変わりはない。色々な「マインドフルネス」が進められているが、個人の業績を上げる成功方法がほとんどです。勿論、個々人の成功は必要ですが、ピースフル・ワルドを作るために、心が入いる「ハートフルネス」のようなマインドフルネスが不可欠ではないかと思います。